【チョコで旅するドイツ】在独食いしん坊ライターおすすめ★おいしいチョコレートの町7選

ドイツのグルメ

チョコレート大国ドイツの名店を訪ねる旅

ドイツはチョコレートの製造量・消費量ともに世界トップレベルのチョコレート大国。おいしいチョコレートを求めて各地を訪ねたフードライターが、これまでに出会ったおすすめを紹介します。どれもわざわざ訪れる価値のある名店ばかり。おまけに観光もたっぷり楽しめる町にあります。次の旅先はチョコで決めるのもいいかも!?

トップショコラティエ「ゴルトヘルム 」inエアフルト

まず1番目に紹介したいお店があるのは、東部ドイツ、ゲーテ街道の古都エアフルト。日本ではあまり知られていないかもしれませんが、壮麗な装飾の建物が立ち並ぶとても美しい町です。一番人気の観光スポットは、クレーマー橋。なんと橋の上には、可愛い木組み家屋の雑貨屋さんやカフェがずらりと立ち並んでいるんです。

この橋の上でひときわ賑わうお店が、ドイツのトップショコラティエ「ゴルトヘルム」。エアフルト出身のアレックス・キューン氏が2005年に開いたお店です。香辛料やフルーツ、ナッツなどを使った多種多様なチョコレートは、味はもちろん見た目も美しくパッケージもおしゃれ。いまや評判を聞きつけた世界のチョコレート愛好家がわざわざやってくるほどの名店となっています。クレーマー橋にちなんだ「橋のトリュフ」はお土産にぴったり。

■GOLDHELM SCHOCOLADE
http://www.goldhelm-schokolade.de/

チョコレートづくしのクリスマスマーケット in テュービンゲン

南西ドイツ、ファンタスティック街道のちょうど真ん中あたりに位置するテュービンゲンは、レンガ色の屋根とパステルカラーの家が並ぶ美しい大学町。

石畳の小路が入り組むメルヘンチックな旧市街で12月初めに開催される「ショコラート chocolART」は、なんと、チョコレートだらけのクリスマスマーケット!地元近郊を中心に世界中のチョコレートショップ、100店以上ものスタンドがたち、街じゅうが甘い香りに包まれます。

会期中は、チョコレートの絵画や彫刻が展示されるほか、チョコレート作りやカカオをテーマにした映画上映などのイベントも開催。夜には市庁舎のあるマルクト広場がライトアップされとても幻想的な雰囲気に。道ゆく人々も幸せそうでほっこり温かい気持ちになれる素敵なお祭りです。

2021年の開催期間は11月30日から12月5日の予定
どうか開催されますように!

chocolart公式サイト

創業1898年の名店「クンダー」 in ヴィースバーデン

ドイツの空の玄関口フランクフルトの隣町ヴィースバーデンは、歴史ある高級温泉保養地。ドストエフスキーが全財産を失ったとされる伝説のカジノでも有名です。20世紀初頭にできた豪華なグランドホテルが立ち並びセレブな雰囲気が漂う中、町のあちこちで気軽にワインが楽しめるのも、優良なブドウ畑に囲まれたヴィースバーデンならでは。

創業1898年の「クンダー」は街一番と評判のコンフィズリー。種類豊富なプラリネ(一粒チョコレート)のほか、クッキーとチョコレートの中にパイナップルジャムが入った名物お菓子「アナナストルチェン」や色んなフレーバーが揃うシュトレンなど、どれも確かなおいしさ。お土産にしたいお菓子がよりどりみどりです。

Kunder

世界一のシャンパントリュフ「ハイネマン」 in デュッセルドルフ

日本人街で有名な「欧州の日本」ことデュッセルドルフ。国際商業都市にふさわしく、日本食だけでなく世界各国のグルメが充実しています。「世界で一番長いバーカウンター」といわれる旧市街で地ビールのアルトビアを一杯やるのも楽しいけれど、この町に行ったら食べずに帰れないのがコンディトライ・ハイネマンのシャンパントリュフ

ハイネマンといえばシャンパントリュフ、シャンパントリュフといえばハイネマン、というくらい有名な商品で、日本でもチョコレートの賞を受賞したことがあるほど。すべてのチョコレート好きに食べてほしい逸品です! ほかにもプラリネや生ケーキ、バウムクーヘン、クッキーなど何を食べても本当においしく、個人的にはデュッセルドルフ最大の名所のひとつだと思っています。

KonditreiHeinemann

カカオ豆から自社製造「ハシェ」 in ブレーメン

グリム童話でおなじみの『ブレーメンの音楽隊』が目指した夢の都、ブレーメン。
メルヘン街道の終着点は、本当におとぎの国のようで、誰もが思わず「かわいい~!!」を連発してしまうほど。古くからコーヒーや紅茶貿易とともにチョコレート郷土菓子が発展した、知る人ぞ知る「お菓子の町」でもあるんです。

歴史的建造物の一角に本店を構えるハシェ(日本語でハッチェスと表記されることも)は、1890年創業のチョコレートメーカー。カカオ豆の焙煎から一貫して自社で行い、今も創業当時の製法で丁寧に作られるチョコレートは香り高くなめらか。ブレーメンの音楽隊が描かれた商品はお土産におすすめです。

HACHEZ

世界最大のチョコレートの家「ラウシュ」in ベルリン

ドイツのチョコ旅6日目は、首都ベルリン! 世界遺産の博物館島やモダニズム建築、ベルリンの壁関連など見どころてんこもりな町ですが、ぜひとも足を運びたいチョコレートショップもたくさん。なかでも見逃せないのが、100年以上の歴史を誇る「ラウシュ」。美しいジャンダルメン広場に構えるショップは「世界最大のチョコレートハウス」と呼ばれています。

1500平方メートルもある店内には、看板商品のカカオ産地別チョコレートのほか、量り売りのプラリネやタブレットなど多種多様なチョコレートがぎっしり。ベルリンの名所を模ったチョコレートの彫刻も必見です。チョコレートのカフェやデリも併設されていて、まさに「チョコレートの家」!

Rausch

黒い森のお菓子屋さん「カフェ・ケーニヒ」in バーデン・バーデン

フランスとの国境に近いドイツ南西部に広がる黒い森。その入り口に位置するバーデン・バーデンは、紀元前からの由緒ある温泉保養地。温泉大国ドイツの中でも一番有名で、ドストエフスキーやブラームスなどにも愛されました。ルネサンス様式の美しいフリードリヒス浴場とレジャー感覚で楽しめるカラカラ浴場の2大温泉施設があり、旅行者も体験しやすくおすすめです。温泉大好きな筆者もドイツ各地の温泉を訪れましたが、一番リピートしているのはやはりバーデン・バーデン。

温泉はもちろんなのですが、大きな楽しみのひとつがスイーツ。1898年創業のグマイナーが経営する「カフェ・ケーニヒ」で食べる、黒い森地方名物、シュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ(黒い森のさくらんぼケーキ)の美味しいことといったらもう!ケーキのほかにもクッキーやパンなどがぎっしりと並んで見るだけでもわくわくします。何を食べても美味しく、チョコレートも絶品!シャンパントリュフはがつんとアルコールがきいた大人味ですが、お酒が苦手な人にはホワイトチョコレートがベースのピンクシャンパントリュフがおすすめ。私は柚子やラズベリーのフルーツ系トリュフがお気に入りです。

Gmeiner

グマイナーは日本のデパ地下でも展開していて一部商品が手に入ります。バウムクーヘンでおなじみのユーハイムさんのサイトでは、グマイナーの季節限定さくらんぼチョコレートケーキの取り扱いもあるので気になる方はチェックしてみてください~~
https://e-shop.juchheim.co.jp/creators/gmeiner


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