【ドイツの美しい町&おいしい町】トップ10ランキング

ドイツのグルメ

ドイツ在住食いしん坊ライターが選ぶ【美しい&おいしいドイツ】10選

こんにちは。食いしん坊ライターの坪井です。
気が付けば、ドイツで暮らして10数年……その長さに自分でもびっくりしてしまいます。これまで取材やプライベートで各地を訪れ、たくさんのドイツの魅力を発見することができました。

ですが、なかなかアウトプットができず、どんどんたまっていく一方でした。
このサイトでは、個人的体験に基づく個人的におすすめしたいものを、少しずつ残していけたらと思っています。自由に、本音で書いていけたら、と。

さて、今回のテーマですが、やはり最初は食いしん坊らしく。
美しい&おいしいドイツの町】と題して、美しい町並みもおいしい名物も両方楽しめる町を選んでみました。

ドイツには、中世の街並みが残る美しい町や、おとぎ話や絵本の中に出てくるような可愛い町がたくさんあります。ガイドブックで紹介される有名観光地以外にも、知られざる小さな宝石のような町が、それこそ星の数ほど。

私は旅が大好きで、ドイツでもあちこちを訪れましたが、どこへ行く時も必ず真っ先に考えてしまうのが、「この町にはどんなおいしいものがあるのかなあ?」ということ。
異常なほど食い意地がはっており、行く前から脳内はまだ見ぬ食べ物でぱんぱんにふくらんでしまいます。

・・・そんなわけで、私の旅は、いつもおいしいものとセットなのでした。

ソーセージとビールだけじゃない!ドイツグルメ

ドイツ料理といえば、ソーセージとビールのイメージを持っている人が多いと思いますが(私も以前はそうでした)、じつは地方ごとに郷土色があってバラエティ豊か。

ビールだけでなくワインもおいしく、海に面した北ドイツでは新鮮なシーフードが楽しめますし、東部はシュトレンバウムクーヘンなど伝統菓子の宝庫です。

今回は、おいしい名物料理だけでなく、それに加えて美しい町並みや観光も楽しめるドイツの町をご紹介。
私がこれまでに訪れた町のなかから勝手にトップ10を選んでみました。
個人的な思い入れもおおいに影響していますのでご了承くださいませ。
こんなことができるのも、ブログならではですね。。。

しかし10こだけ選ぶというのはなかなか難しい作業でした……たくさんありすぎてものすごく悩んだ末に、ドイツが初めての人でもできるだけアクセスしやすい場所で、かついろんなドイツの顔に出会えるように、東西南北から選出してみました。

いつかドイツを旅してあれを食べるぞ~!と、空想旅行を楽しんでいただけたら嬉しいです。

トップ10ということで、一応ランキングっぽくしてみましたが、順位はあまり気にしないでくださいね。

ではさっそく、いってみましょう~
10位からカウントダウンしながら発表していきます!

※それぞれの町の記事も後日書いていく予定ですので、よろしければまたチェックしてみてくださいね

ドイツのおいしい町 第10位 ミュンヘン

ドイツ料理の王道中の王道であるシュヴァイネハクセソーセージビールが堪能できる、南ドイツの中心地ミュンヘン。
詳しい記事はこちらでどうぞ。私が友人におすすめしたいミュンヘンのおいしいレストランやおみやげ、案内したい観光スポットなどをご紹介しています。↓

ドイツのおいしい町 第9位 ケルン

ケルン中央駅を出るとすぐ目の前にそびえ立つ駅前世界遺産ケルン大聖堂・・・これを一目見るだけでも行きたい町ですが、忘れちゃならないのが地ビールのケルシュ
おつまみには生の豚ひき肉メットがぴったり。ドイツならではのメチャうま珍味をぜひお試しください。

ドイツのおいしい町 第8位 ブレーメン

『ブレーメンの音楽隊』が目指した夢の都、ブレーメン。
メルヘン街道の終着点は、本当におとぎの国のようで、誰もが思わず「かわいい~!!」を連発してしまうほど。
古くからコーヒー紅茶貿易とともにチョコレート郷土菓子が発展した、知る人ぞ知る「お菓子の町」でもあるんです。

ドイツのおいしい町 第7位 リューベック

ハンザ同盟で栄えたリューベックは「バルト海の女王」と呼ばれる美しい町。ハンザの面影を残すレンガ造りの建物が並ぶ旧市街は、世界遺産にも登録されています。
リューベック名物はなんといってもマジパン!マジパンの殿堂、老舗「ニーダーエッカー」のフレッシュマジパンケーキ、ヌストルテは衝撃のおいしさです。

ドイツのおいしい町 第6位 リューデスハイム

ロマンチック・ライン」として世界遺産に登録されるほど美しい、ライン川渓谷中流上部。ライン川クルーズのハイライトとして賑わうリューデスハイムは、リースリングワインの名産地ラインガウの中心地です。可愛い木組みの家やワイン酒場がぎっしり並ぶつぐみ横丁には、ワイン樽で眠れるホテルまであるんですよ。名物ブランデー「アスバッハ」入りコーヒー、リューデスハイマーカフェーも忘れずに。

ドイツのおいしい町 第5位 ベルリン

町が東西に引き裂かれたうえに壁が建設されるという、波乱万丈の歴史を持つベルリン。ベルリンの壁崩壊後はどんどん進化を続け、世界中から旅行者やクリエイターが集まる「クールな町」となった現在。負の歴史を伝え広めるスポットはしっかり残され、観光名所となっています。

それらをめぐりながらソウルフード、カリーヴルスト(カレーソーセージ)を食べ歩けば、平和と自由の貴重さがより深く感じられます。その他にも、アイスバイン(豚すね肉の煮込み)やケーニヒスベルガー・クロプセ(肉団子のホワイトソース煮込み)、名店ラビーンのバウムクーヘンなど、名物グルメが意外と?たくさんあるんですよ。

ドイツのおいしい町 第4位 ライプツィヒ

バッハシューマンが活躍した音楽の都にして、ゲーテ森鴎外が学んだ学問の町。ゲーテの『ファウスト』に登場する酒場「アウアーバッハス・ケラー」には森鴎外の壁画が残っています。ニコライ教会で毎週月曜日に行われていた平和の祈りは、民主化デモにつながり、ベルリンの壁崩壊への第1歩となりました。

ライプツィガー・アラライ(温野菜盛り合わせ)やクワルクコイルヒェン(クワルクチーズ入りポテトパンケーキ)、塩とパクチーでつくられる珍しいビール、ゴーゼライプツィガー・レアヒェ(アーモンド風味の焼き菓子)、バッハ・ターラー(バッハ印のコイン型チョコ)など、グルメも観光も楽しめる歴史的なカフェやレストランがたくさんあります。

ドイツのおいしい町 第3位 ローテンブルク

ロマンチック街道のなかでも日本人に絶大な人気を誇り、観光ツアーのハイライトとしておなじみのローテンブルク。城壁内の旧市街にはカラフルな木組み家屋が並び、まるで中世のテーマパークのよう。ここに普通に人が住んで生活しているのだからすごい……!ドイツの可愛い町選手権をするとしたら、文句なしにトップになりそうですね。

銘菓シュネーバルは雪の玉という意味。ひも状の生地を丸めて揚げたもので、サクサク食感と素朴な味わいが魅力です。

ドイツのおいしい町 第2位 ニュルンベルク

世界最大の玩具メッセが開かれるおもちゃの町として知られるニュルンベルク。中世の面影を残す旧市街は、まさにおもちゃ箱のような美しさです。

この町を訪れたなら、名物の焼きソーセージ、ニュルンベルガーを食べずには帰れません。炭火でじゅうじゅう焼かれたこぶりなソーセージは、ほんのりスパイスがきいていてジューシー。ドイツに1500種類もあるというソーセージのなかでも高い人気を誇り、私も個人的に大好きなソーセージです。
もうひとつの名物が、焼き菓子のレープクーヘン。今ではドイツ全土で食べられるクリスマス菓子ですが、ニュルンベルクの「エリーゼン・レープクーヘン」はナッツがたっぷり入った最高級品で、EUの地理的表示保護制度により地域特産品として登録されています。

「クリストキント」と呼ばれる天使が活躍するクリスマス市は、ドイツ3大クリスマスマーケットのひとつ。戦後の瓦礫の中で復活した市は、市民の希望の象徴でした。残念ながら今年は中止となってしまいましたが、来年の復活を願いましょう……!

ドイツのおいしい町 第1位 ドレスデン

トップ1は、東部エルべ川畔のドレスデン!戦後の瓦礫の山から元の姿に忠実に再建された「世界最大のパズル」ことフラウエン教会や、マイセンタイルの壁画「君主の行列」、ザクセン王のお宝がざっくざくのドレスデン城ツヴィンガー宮殿などバロック建築群が立ち並ぶ旧市街は、丸ごと博物館のよう。

シュトレンの本場でもあり、毎冬クリスマスマーケットとともにシュトレン祭りが開催されます。バウムクーヘンが人気の老舗クロイツカムもじつはドレスデン発。新市街にある、ギネス認定「世界一美しい乳製品の店」は必見。ビレロイ&ボッホのタイルで埋め尽くされた店内は圧巻で、なるほど、世界一とされるのも納得の美しさ。新鮮なミルクや名物チーズケーキ、アイアーシェッケもいただけますよ。

希少なザクセンワインの名産地でもあり、近郊には見学できる有名ワイナリーも。ドレスデンは、美しいだけじゃなく、知る人ぞ知るグルメな町なんです!
というわけで、【私的・ドイツの美しい&おいしい町選手権】第1位の栄光に輝いたのは、ドレスデンでした!!

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